ScanSnapのUSBケーブルをUSB1.1のポートに接続していませんか?
ScanSnapのUSBケーブルをUSB1.1のポートに接続した場合、スキャンの速度が低下します。
USBケーブルをUSB3.2 Gen1、USB3.1、USB3.0、またはUSB2.0のポートに接続してください。
また、USBハブを使用している場合は、コンピューターとScanSnapを直接USBケーブルで接続してください。
なお、以下の手順で、USBケーブルがどのタイプのUSBポートに接続されているかを確認できます。
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コンピューターで、ScanSnap Homeのスキャン画面を表示します。
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スキャン画面上部の
をクリックすると表示されるメニューから「環境設定」を選択して、環境設定画面を表示します。
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「スキャナー」タブの「スキャナー情報」にあるScanSnapのリストから、使用しているScanSnapを選択します。
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[詳細情報]ボタンをクリックして、「詳細情報」画面を表示します。
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「接続タイプ」で、どのタイプのUSBポートに接続されているか確認します。
コンピューター起動直後やログオン直後などの、コンピューターが安定していない状態のときにスキャンを開始していませんか?
コンピューターの起動直後やログオン直後は、しばらく待ってから原稿のスキャンを開始してください。
読み取り設定の画質に「エクセレント」を選択していませんか?
読み取り設定の画質に「エクセレント」を選択している場合、原稿をスキャンするのに時間がかかります。
また、原稿種別を自動的に判別する設定でスキャンする場合、文書、名刺、レシート、および写真のどれかの読み取り設定で、画質に「エクセレント」を選択していると、そのほかの種別の原稿をスキャンしたときも原稿のスキャンに時間がかかります。
画質を「エクセレント」にしてスキャンしたい原稿がある場合は、原稿の種別を固定にして、画質を「エクセレント」に設定したプロファイルを別に用意して使用してください。
新しいプロファイルを作成する方法、およびプロファイルの設定を変更する方法は、ScanSnapヘルプを参照してください。
コンピューターの環境によっては原稿のスキャンが遅くなる場合があります
コンピューターのCPUの性能が低い、またはメモリー容量が不足している場合、読み取り設定を変更すると、スキャンの速度が向上することがあります。
例えば、検索可能なPDFにする設定でスキャンすると、イメージデータの文字列がテキスト認識されるため、アプリケーションに連携されるまで時間がかかることがあります。
必要に応じて、以下の設定を変更してください。
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コンピューターで、ScanSnap Homeのスキャン画面を表示します。
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プロファイルリストから、使用しているプロファイルを選択します。
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[プロファイル編集]ボタンをクリックして、「プロファイル編集」画面を表示します。
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必要に応じて、以下の設定を変更します。
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向きを自動的に回転しない設定に変更する
「スキャン設定」の「向き」に以下の項目以外を設定します。
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「自動」
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「自動 (顔認識)」
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文字列の傾きを自動的に補正しない設定に変更する
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「スキャン設定」の[詳細設定]ボタンをクリックして、「詳細設定」画面を表示します。
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「スキャン」タブの[オプション]ボタンをクリックして「スキャンオプション」画面を表示します。
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「文字列の傾きを自動的に補正します」チェックボックスのチェックを外します。
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検索可能なPDFにしない設定に変更する
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「ファイル形式」の[オプション]ボタンをクリックして、「PDFオプション」画面を表示します。
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「検索可能なPDFにします」チェックボックスのチェックを外します。
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ScanSnapをWi-Fi接続している場合は、[Windows/macOS] スキャン開始が遅い/スキャン動作が途中で止まる/イメージデータの転送が遅いも参照して、現象が改善されるか確認してください。