ScanSnapでスキャンした原稿のイメージデータを保存する場合に、「原稿づまりが発生」というメッセージが表示されたときは、以下の原因が考えられます。
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原稿が正しくセットされていなかった
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薄い紙や新聞の切り抜き、または搬送されにくい紙をスキャンした
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分厚いプラスチックカードをスキャンした
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長さが355.6mm(14インチ)を超える長尺原稿をスキャンした
ScanSnapでスキャンできる原稿の詳細は、ScanSnapヘルプを参照してください。
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定型サイズの長さを超える長尺原稿をスキャンする場合は、読み取り設定の画質に「ノーマル」または「ファイン」を設定してください。
また、ScanSnapの[Scan]ボタンが青色点滅するまで3秒以上押して、Uターンスキャンでスキャンしてください。
Uターンスキャンの詳細および定型サイズの長さを超える長尺原稿をセットする方法は、ScanSnapヘルプを参照してください。
つまった原稿は無理に引き抜かず、ADFカバーを開けてから取り除いてください。
なお、リターン給紙口に原稿をセットしてスキャンするリターンスキャンの場合も、同様にADFカバーを開けて原稿を取り除いてください。
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原稿を取り除くときは、鋭利な部分に触れないように注意してください。けがをするおそれがあります。
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原稿を取り除くときは、歯車やローラーなどの可動部に衣服の袖、ネクタイ、ネックレス、または髪が巻き込まれないようにしてください。けがの原因となります。
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ガラスの表面が高温になっている場合があります。やけどに注意してください。
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給紙カバー(原稿台)に原稿がある場合は、原稿を取り除きます。
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カバーオープンレバー
を手前に引いて、ADFカバー
を開けます。
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つまっている原稿を取り除きます。
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ADFカバーを閉じます。
ADFカバー
は、「カチン」と音がするまでスタッカー
と一緒に閉じてください。
ADFカバーを閉じると、ローラーが回転する音がします。
ヒント-
スタッカーが自動的に閉じられなかった場合には、再度ADFカバーを開けて閉じてください。
重要-
ADFカバーが完全に閉じていることを確認してください。
完全に閉じられていないと、原稿づまり、原稿送り不良、または画像不良を起こすおそれがあります。
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エラー状態が解除されると、[Scan]ボタンが、紫色の2回点滅を繰り返します。
取り除いた原稿をScanSnapにセットして、[Scan]ボタンを押し、スキャンを再開してください。
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スキャンを終了する場合は、エラーを解除してからScanSnapに原稿をセットせずに[Scan]ボタンを押してください。
エラー発生前までにスキャンした原稿のイメージデータが、クラウドサービスに保存されます。